- コブシの実（果実）です。
- ヘクソカズラの実（果実）です。
コブシ（Magnolia kobus）と言えば、早春、まだほかの木々がようやく芽吹くころ、里山に白い花を咲かせて、その存在をアピールします（下の写真は2002/03/30に撮影）。
タムシバ（Magnolia salicifolia）やハクモクレン（Magnolia denudata）など、同じ時期に咲くモクレン科モクレン属の白い花と区別するポイントは、花の下の１枚の葉です。
ヘクソカズラの花の写真は「ヘクソカズラ」のページに載せてあります。
また、その匂いについては、「フルーティーグリーンフローラルの香りって何？」のページに書きました。
さて、「ヘクソカズラ」のページでは、「果実の匂いを嗅いだことがない」と告白しましたが、上の写真を撮るときに、つぶして匂いを嗅いでみました。
軽くつまんだだけなのに、べっちょりとつぶれてしまいました。
そこでおそるおそる嗅いでみましたが、まぁ青臭いものの、葉や茎ほどの悪臭ではないように思いました。
ぜひ、みなさんも体験してみてください。
（あ、そうだ。指に付いた液はそのへんの枯れ葉でふきましたが、指先は黄色く染まってしまいましたので、ご注意を。）
(2002/10/17)