2001年3月にオープンして以来、このサイトの更新を細々と、しかしコンスタントに続けて来ました。
検索エンジンでヒットするようになったかなぁ、と思って、会社で昼休みに Google を開き、キーワードに[科学的逍遥]と入力して検索しましたが、

科学的逍遥に該当するページが見つかりませんでした。

と表示されてしまいました。
goo でもフレッシュアイでも同じ結果でした。
[M.SHI]で検索するとヒットするので、おかしいなぁ、と思っていたら、カミさんが
「あら、ウチでは[科学的逍遙]でヒットするわよ」
というのでよくよく考えてみると、

• 自宅のPCの日本語入力ツールは ATOKスマイル
• 会社のPCの日本語入力ツールは MS-IME

なのでした。
つまり、自宅で作成したページは［しょうよう］を ATOK で変換したので[逍遙]、会社で検索するときは MS-IME で変換したので[逍遥]となり、マッチしなかったのですね。

字が小さいと判りにくいですね。
次のように、[よう]には異体字があるのです。

「日本語と文字コード」によれば、JIS X 0208-1983が制定されたとき、JIS C 6626（1978年発表のいわゆる旧JIS）の人名漢字のうち４文字が変更されました（遙→遥に変更、など）。
そして、旧JISにあった字体は、別の文字として（別のコードをつけて）追加されたのです（遙などを追加）。
そのあたりの混乱が、日本語入力ツールにも影響しているのでしょうか。

それにしても、自分のサイトの漢字が違っているのに気付かず、ヒットしないと悩んでいた私は間抜けですねぇ。

(2003/01/21)