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QUIZ …… クイズ

世界の動物がもし100種類だったら？【解答】

正解は、「節のある足を持つ動物（昆虫、エビ、カニなど）」、節足動物（せっそくどうぶつ）です。約130万種類の動物のうち、約100万種類が節足動物なのです。

さらにその中でも、昆虫類の数がもっとも多く、すべての動物が100種類だとしたら、56種類は昆虫です。ですから、地球という惑星の真の支配者は、昆虫だという科学者もいます。

なお、「背骨のある動物（けもの、鳥、魚など）」、つまり脊椎動物（せきついどうぶつ）は、100種類のうちの3種類にすぎません。しかも、そのうちの2種類は魚で、1種類は鳥です。

「細胞が一つの動物（アメーバ、ゾウリムシなど）」、つまり原生動物（げんせいどうぶつ）は、100種類のうちの2種類です。ただし、このあたりの「小さな」動物となると、まだ発見されていないため、名前の付いていないものも多いと考えられます。つまり、本当はもっと多いかも知れません。

さて、今回は植物や細菌のことは考えませんでした。地球は、いったい「だれ」のものなのでしょう。

【参考】国立天文台編『理科年表　2000年版』（丸善株式会社）より

脊椎動物の内訳

節足動物の内訳

(2002/02/18)

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