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プラナリアって見たことあります？

「プラナリア」という題名の小説（山本文緒著）が直木賞を受賞しましたが、その題名になっている動物、プラナリアを見たことがありますか？

顕微鏡ではなく、デジカメのマクロ撮影機能を利用して撮ったものなので、いまいちですが写真をのせておきます。（撮影：1999年8月8日）

きれいな川の中流で、川底の石をひっくり返して見つけました。

体長1cm足らずで半透明なので、ひっくり返した石をよ〜く見ないと見つけられません。

この写真ではよくわかりませんが、ルーペなどで観察すると、「寄り目」のように見える目がなんともかわいらしく、子供たちにも人気です。

体の裏側（腹側）にある繊毛（せんもう）を使って、滑るようになめらかに泳ぎます。

そのほか、この動物には不思議な特徴がたくさんあります。たとえば、口はあるけど肛門がない、とか……。これらについてはいずれまた書きます。

(2001/03/07)

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